TOPTOCHIGI LEATHER

TOCHIGI
LEATHER

栃木レザーは、国内で生産されるタンニンレザーの代名詞的存在として、レザーファンの皆さまはもとより、多くのユーザーの皆さまにご支持いただいています。その魅力といえば、自然に近い環境で、妥協を一切排除した実直なものづくり。革へと仕上げるための期間は約4か月。皮革の魅力を最大限に生かしながらも品質に関わるさまざまなチェック、管理を徹底し、つくられます。

原皮は主に北米産のステア(生後2年以上経った去勢済みオス牛)から厳選したコンディションのよいものを使用。厚みがある皮を鞣し、石灰槽、乾燥と各工程で手間を惜しまずじっくりと時間をかけているので、より堅牢な仕上がりに。極めてナチュラルな風合い、革らしい革は、独特の薫り、手触りも秀逸。五感を刺激する豊かな素材感は、恵まれた環境と熟練のつくり手たちが育んでいます。

伝統的な製法ですが、時間、人手、設備が必要なので、現在では希少な存在となってしまいました。(栃木レザーと同等のレベルでタンニン鞣しに注力しているタンナーは)世界的に珍しく、クオリティは海外からも評価を得ています。すべてのスタッフの皆さんのひたむきな情熱に、つくり手のプライドが溢れます。

お馴染みの品質表示タグ(通称赤タグ)にも記載されている通り、環境にやさしいのも特徴。南米産のミモザの樹皮から抽出されたタンニン剤を使用し、鞣されています。革づくりには、大量の水を用いますが、排水施設を完備し環境に配慮。皮革は食肉の副産物、生命の証に感謝して、ムダなくつくるもの。また、排水時に生じる泥を肥料としてアップサイクルするなど、循環型のものづくりにいち早く取り組みました。

弊社と栃木レザーとのお付き合いはもう60年以上。時代に流されることなく、いいものづくり、いい革づくりを実直に続け、皆さまにお届けしています。代理店業務だけでなく、オリジナルブランドを立ち上げました。

栃木レザー本社に出向き、ヌメ革の生地を自分の目で検品。用途別、アイテム別に選び抜いています。個体の特性、キズの有無を見極めるのも一瞬。スタッフとの連携で一度に大量の枚数を厳正にチェック。目利きが見立てた最高のセレクト、バランスで、mincaのひとつひとつの製品をお届けしています。