TOPSTAFF BLOGtool一覧

STAFF BLOG

201003.26tool

黒っ

今日、東京はかなり冷え込んでます。 サクラもお目見えしてきたというのに。。

 
 さて今回は、ミシンをご紹介します。 先日久し振りに倉庫へ行ったのですが

 いつも何気なく目にしていたミシンが何とも可愛く映りました。

 

 厚物用のミシンで、数十年物です。 たくまし過ぎです。

 コンセントを繋げば今もガシガシ縫ってくれます。きっと・・

 

 ボディはたくましいのですが、顔を覗くと~小動物系の優しい表情です。

 どんな鳴き声か・・?

 ミスマッチが素晴らしい! 縫いたい衝動に駆られます!

 
 そして、ミシンとは関係無いですがポーチが良い雰囲気です。

 

 使用3ヶ月程です。 相方が毎日持ち歩いているようで、時間が経つにつれ風合を楽しめますね。

 当初より丸い表情に~ ですが、あのミシンに掛かったら食われてしまいそう。。

 <OB>

> 記事ページへ

201003.10tool

OLFAのカッター



型紙を切るときや、柔らかい生地を切るときなど、

革包丁ではなくカッターを使います。

直線、曲線、生地の種類などによってカッターも使い分けます。

そんなときに活躍してくれるOLFAのカッター。







種類も豊富で、ものづくりの強い味方になってくれます。

ものを切るための道具に特化したOLFA。リスペクト、です。


OLFA



オカダ

> 記事ページへ

201002.22tool

とてもとても大切なもの、こと。



帰宅してから、仕事で使った革包丁を研ぐのが日課です。


遅く帰ったときなどは特に、面倒でさぼってしまいたい誘惑に駆られます。


でも翌日の仕事に支障をきたすので、職人の最低限の準備としてやることにしています。


包丁を研ぐこと以上に手間がかかり、そしてとても大切なのが、砥石の平面を常に保つこと。


平滑な砥石でなければ刃がまっすぐにそろわなないのは当然ですね。


包丁を研いだ後は砥石同士をこすり合わせ、次に使うときのために平らに整えておきます。


砥いではこすり、砥いではこすり、日々この繰り返し。4年ほど前に買った砥石もだいぶ小さくなってきました。


上から見るとこんな感じ。一度半分ほどの大きさに自然に割れました。天然の石なので、もともとのヒビや断層は避けられません。










そして繰り返し砥いではこすった結果、現在はここまで薄くなりました。









もう少しで限界が来そうですが、最後の最後まで、大事に使っていきます。


オカダ

> 記事ページへ

201002.10tool

道具萌え



今日はいつも工房で活躍している道具をご紹介したいと思います。


名前は「剣先抜き」。ベルトの先端部分の形を決める、大事な道具です。









ベルトの幅や種類にあわせて、各種そろえています。かっこいいよね。萌えるよね。


これを帯状に裁った革に手であてがって、どーんとたたくわけです。


左右にぶれたりすると、先の形も曲がってしまいます。慎重に慎重に。


ということでどーん!







はい。ブレスレットの剣先ができました。


今後も折りをみてさまざまな道具や機会もご紹介していきたいと思います。ご期待下さい。



オカダ

> 記事ページへ

201002.09tool

R. I. P.


きのう、2月8日は針供養の日でした。


日ごろ固いものを縫っている針に感謝し、やわらかい豆腐やこんにゃくなどに


曲がったり折れたりした針を刺して供養する年中行事です。


いいですね。こういう、昔の日本人の感性が好きです。


ぼくも折れた針なら、一生の終わりは豆腐かこんにゃくに刺さって迎えたいと思います。


本来は裁縫の上達を願う女性の行事のようですが、


いつも固くて厚い革を縫っているぼくも、上達を願って....。





針さんおつかれさま。また一年よろしく。


オカダ

> 記事ページへ